
ストラスブールのクリスマスマーケットは公式の FAQ で、いちばん落ち着いているのは月曜と火曜、それに午前中だとしています。混むのは水曜の午後、金曜の夜、そして週末です。同じマーケットでも、土曜の 18 時には人の流れに押されてじりじりとしか進めないのに、火曜の正午ならすんなり歩けます。マーケット巡りが楽しい旅になるか、疲れるだけの旅になるかは、ほとんどこの時間の選び方と、1 日で 2 か所を回れる距離の町を選ぶかどうかで決まります。
人が少ない日と時間帯
ストラスブールには 2025 年におよそ 300 万人が訪れ、市によるとその半分はストラスブール都市圏に住む地元の人でした。地元の人が来るのは仕事帰りと週末なので、火曜の午前中は別のマーケットのように感じられます。バーゼルも同じ傾向を報告しています。昨シーズンの来場者は 100 万人を超え、混んだのは週末と仕事帰りの夕方で、日帰り客のおよそ 4 分の 1 は国外から来ていました。
コルマールはさらに踏み込み、2026 年のシーズン全体の混雑予報を 2 時間刻みで公開しています。目安は「少ない」から「非常に多い」までの 4 段階です。アドベント期間の土曜日は、どれも正午から「非常に多い」。月曜から水曜にあたる 11 月 23 日から 25 日と 12 月 14 日から 16 日は、ほぼすべての時間帯が「少ない」です。予報はコルマールのクリスマスの公式サイトに載っています。ホテルを予約する前に確認してください。

ストラスブール、コルマール、バーゼルをひとつの旅で
3 つの町は同じ鉄道路線の上に並んでいます。ストラスブールとコルマールのあいだは直通の地域列車がおよそ 30 分おきに走り、所要 30 分です。コルマールからバーゼルまでは 45 分、ストラスブールからバーゼルまでは 1 時間 17 分かかります。
ストラスブールは 2026 年 11 月 27 日から 12 月 24 日まで。毎日 11:30〜21:00 に開き(初日は 14:00 から)、クリスマスイブは 18:00 に閉まります。開催時間中は中心部の中州グランディル(Grande Île)に車が入れず、中州へ渡る橋では検問があります。温かい飲み物のカップには 1ユーロのデポジットがかかり、どの飲み物の屋台に返しても戻ってきます。
コルマールは 2026 年 11 月 23 日から 12 月 29 日まで。月曜から木曜は 11:00〜19:00、金曜から日曜は 10:00〜20:00 です。12 月 25 日と 26 日も開いている、数少ないマーケットのひとつです。屋台は表示の時刻ちょうどに閉まり、数分延びることはありません。
バーゼルは 11 月 26 日から 12 月 23 日まで、毎日 11:00〜20:30 です。市は 2 つの広場の混雑を和らげるため、2026 年に Theaterplatz に 3 つ目の会場を設ける計画を立てていて、5 月下旬の時点ではまだ許可を待っていました。

ニュルンベルクとフランケン地方の町
ニュルンベルクの Christkindlesmarkt は 2026 年 11 月 27 日から 12 月 24 日まで、毎日 10:00〜21:00、クリスマスイブは 14:00 までです。2025 年には 200 万人を超える人が訪れました。食べるなら、地元のジンジャーブレッドであるレープクーヘン、小ぶりのロストブラートヴルストを 3 本まとめてパンに挟んだもの、そして干しプルーンで作った小さな人形 Zwetschgenmännle です。グリューワインの屋台はどこも同じデザインのマグを使っていて、そのデザインは毎年新しくなります。
バンベルクへは ICE で 34 分、午後に出かけるのにちょうどいい距離です。ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの Reiterlesmarkt は 11 月 20 日から 12 月 23 日まで(11 月 22 日は休み)で、ニュルンベルクからは乗り換え 2 回でおよそ 1 時間 15 分です。南へ向かう場合、時刻表ではニュルンベルクからミュンヘンへの ICE が、高速線の工事のため 12 月 12 日までおよそ 1 時間 50 分かかります。普段は 1 時間 10 分です。

ケルンとウィーン:ひとつの街にいくつものマーケット
ケルンにはマーケットがいくつもあり、日程はそれぞれ違います。大聖堂の足元のマーケットは 11 月 16 日から 12 月 23 日までで、11 月 22 日はプロテスタントの死者を記念する日 Totensonntag にあたるため休みです。飲食物は 2010 年から 90% 以上がオーガニック認証を受けています。ホイマルクト(Heumarkt)の Heinzels Wintermärchen は 2027 年 1 月 10 日まで続きますが、12 月 24 日と 25 日は休みです。アーヘンのマーケットへは ICE で 33 分です。
ウィーン市によると、市内のクリスマスマーケットには年間延べ 300 万人以上が訪れます。いちばん大きいのは市庁舎前の Rathausplatz で、11 月 13 日から 12 月 26 日まで、毎日 10:00〜22:00 です。ミュージアムクォーター裏の細い路地に並ぶ Spittelberg は 11 月 13 日から 12 月 23 日までで、平日は 14:00 に開くため、夕方から寄る場所です。宮殿の前に立つシェーンブルンのマーケットは 11 月 6 日から 1 月 6 日まで。ブラチスラバの旧市街へは 1 時間に 1 本の地域列車で 56 分、ブダペストへは 3 時間弱です。
プラハ、ブダペスト、タリン、コペンハーゲン
プラハの旧市街広場のマーケットは 2026 年 11 月 28 日から 2027 年 1 月 6 日まで、毎日 10:00〜22:00 で、同じ期間にヴァーツラフ広場でも 2 つ目のマーケットが開かれます。ブダペストでは、Vörösmarty tér のマーケットが 2026 年 11 月 13 日から 12 月 31 日まで、聖イシュトヴァーン大聖堂前のマーケットが 2027 年 1 月 1 日まで開かれます。
タリンの市庁舎広場のマーケットは 2026 年 11 月 20 日から 2027 年 1 月 6 日まで、10:00〜20:00 です。温かい飲み物は 22:00 まで、週末はさらに遅くまで出ます。皿とマグには 2ユーロのデポジットがかかります。タリンは 1441 年にヨーロッパ初の公共のクリスマスツリーを立てた町だとしていますが、リガはこれに異を唱えています。コペンハーゲンのチボリ公園のクリスマスシーズンは 11 月 13 日から 1 月 3 日まで、8 歳以上の入園料は 210クローネからです。

小さな町
シュトゥットガルトから列車ですぐのエスリンゲンでは、11 月 24 日から 12 月 22 日まで、クリスマスマーケットと並んで中世マーケットが開かれ、屋台は合わせて 180 軒になります。シュヴァルツヴァルトのゲンゲンバッハでは、市庁舎がアドベントカレンダーになります。11 月 30 日から 12 月 23 日まで、24 ある窓のひとつが毎晩 18:00 にお披露目され、そのまわりのマーケットは 11 月 27 日から 12 月 23 日まで開きます。アーヘンに近いモンシャウは 11 月 27 日から 12 月 20 日までの週末だけの開催なので、いつ行っても混む日にあたります。
クリスマスイブとその後
12 月 24 日は、多くのマーケットが早めに閉まるか、その前に会期を終えます。ストラスブールはイブに 18:00 で閉まり、ニュルンベルクは 14:00 まで、バーゼルとケルンの大聖堂のマーケットは 12 月 23 日で終わります。コルマールは 12 月 25 日と 26 日も開いていて、ウィーンの Rathausplatz は 12 月 26 日まで、プラハ、タリン、シェーンブルン、チボリ公園、ケルンの Heinzels は 1 月まで続きます。クリスマスから年末にかけての旅は、これらを中心に組むのがいちばんです。
開催日、営業時間、デポジットは各マーケットまたは各市の公式サイトで確認、2026 年 10 月更新。



